裁判所 判決日 事件番号 事件名 キーワード 着目点
知財高裁 2017年12月21日 平成29年(行ケ)10083号 旨み成分と栄養成分を保持した無洗米事件

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プロダクト・バイ・プロセス・クレームではあるが明確性要件に違反しない、と判断した例
知財高裁 2017年11月29日 平成29年(行ケ)10071号 COVERDERM事件

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ウェブサイトにおいて、日本の需要者に向けて原告の商品に関する広告及び当該商品の注文フォームに本件商標を付して電磁的方法により提供していた、と判断した例
知財高裁 2017年11月28日 平成29年(ネ)10038号 入力支援コンピュータプログラム事件

明細書の記載を参酌して、「入力手段を介してポインタの位置を移動させる命令を受信する」とは、画面上におけるポインタの座標位置を移動させる操作であると解釈した例
大阪地裁 2017年11月21日 平成28年(ワ)7649号 ウォーターサーバ用ボトル事件

特許請求の範囲には明示されていない「接続部」の要件を導いた上で、同要件を満たさないと判断した例
知財高裁 2017年11月14日 平成28年(行ケ)10219号 フラーレン誘導体事件

引用発明には含まれていないフラーレン変性物の酸化物の数値範囲を特定することは容易想到ではないと判断した例
知財高裁 2017年10月26日 平成29年(行ケ)10128号 軽スタ事件

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「軽スタ」は、「軽スタジオ」の「ジオ」部分を省略しているものであると認識するものとは認められないとして、両者は非類似であるとした例
知財高裁 2017年10月25日 平成29年(行ケ)10092号 スキンケア用化粧料

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ウェブページが公衆の利用可能となった日について判断した例
知財高裁 2017年10月25日 平成28年(行ケ)10189号 光学ガラス事件

実施例で確認された組成の数値範囲より広い数値範囲で規定される特許について、サポート要件及び実施可能要件違反と判断した審決を、取り消した例
知財高裁 2017年10月24日 平成29年(行ケ)10094号 豊岡柳事件

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原告業務の周知性や商標の使用態様等を考慮して、商標の出所の誤認・混同を生じさせるおそれがあると判断した例
知財高裁 2017年10月23日 平成28年(行ケ)10185号 パンツ型使い捨ておむつ事件

原告が特許法123条2項の利害関係人には該当しないとした審決が取り消された例
知財高裁 2017年10月13日 平成28年(行ケ)10216号 脂質含有配合物およびその使用方法事件

医薬の用途発明が実施可能要件を満たすには、医薬としての有用性を当業者が理解できるように発明の詳細な説明に記載する必要がある、と判示した例
知財高裁 2017年10月03日 平成28年(行ケ)10265号 盗難防止タグ事件

主引用発明に副引用発明を適用するに当たり、副引用発明の構成を変更することは、通常容易なものではないと判断された例
知財高裁 2017年09月29日 平成27年(ワ)30872号 医薬事件

治験用サンプル薬の製造が事業の準備に該当するかを判断した例
東京地裁 2017年09月28日 平成28年(ワ)39582号 ピッキングカート事件

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原告が主張する商品の特徴は、ごくありふれているとして商品等表示性が否定された例
知財高裁 2017年09月27日 平成29年(行ケ)10048号 建物扉用把手事件

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要部の美観に大きな差異があること等を理由として、基本的構成態様が類似していることを考慮しても非類似であると判断した例