裁判所 |
判決日 |
事件番号 |
事件名 |
キーワード |
着目点 |
知財高裁 |
2018年04月17日 |
平成29年(行ケ)10078号
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戸田派武甲流薙刀術事件 |
商標>4条各号における「他人」 |
商標法4条1項8号、10号、15号、19号に規定する他人とは、当該商標が出所を表示する主体とは異なる者と解するのが相当であるとした事例 |
知財高裁 |
2018年04月13日 |
平成28年(行ケ)10182号
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ピリミジン誘導体事件 |
訴えの利益 |
無効審判請求の訴えの利益について判断した例 |
東京地裁 |
2018年04月13日 |
平成28年(ワ)27057号
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光学情報読取装置事件 |
容易想到性>進歩性 |
本件明細書に「所定値」に関する具体的な記載がないことをもって、「所定値以上」となることが設計事項と判断された例 |
知財高裁 |
2018年03月29日 |
平成29年(行ケ)10130号
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白色反射材及びその製造方法事件 |
相違点の看過>進歩性 |
甲1発明の「表面にシロキサンの被膜が形成され」た「酸化チタン粉末」が本件訂正発明1の「SiO2で表面処理された・・・酸化チタン粒子」に相当するとした審決の認定を、誤りと判断した事例 |
知財高裁 |
2018年03月29日 |
平成29年(ネ)10083号
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ユニットシェルフ事件 |
商品等表示性該当性>不競法 |
被控訴人商品形態のうち特徴的部分が競争上似ざるを得ない形態であり商品の出所を識別する商品等表示には該当しないと解するべきか、について判断した事例 |
知財高裁 |
2018年03月12日 |
平成29年(行ケ)10041号
平成29年(行ケ)10042号
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熱間プレス部材事件 |
進歩性 |
技術常識の判断において、引用例の再現実験データが参酌されるか |
東京地裁 |
2018年03月08日 |
平成28年(ワ)35189号
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モータ事件 |
クレーム解釈 |
明細書の記載に基づいて、ヨークハウジングの開口部側端部の意義を解釈し、ヨークハウジングの成型とは別の工程で設けられた段差部を含まないと解した例 |
知財高裁 |
2018年03月07日 |
平成29年(行ケ)10169号
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ゲンコツコロッケ事件 |
商標>類否判断 |
本件商標の要部は「ゲンコツ」と解すべきであり、当該要部が引用商標との類否判断の対象となると判断し、これに対応する特許庁の審決の部分を取消した事例 |
東京地裁 |
2018年02月21日 |
平成28年(ワ)37339号
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沖国大ヘリ墜落事故事件 |
引用の抗弁>著作権 |
ドキュメンタリー映画に報道用映像を使用したケースで、公正な慣行に合致したものとして引用の抗弁が成立するか判断した例 |
東京地裁 |
2018年02月14日 |
平成29年(ワ)123号
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ジョイファーム事件 |
商標>商品と役務の類否 |
商品の製造・販売者と役務の提供者の出所が誤認混同されるおそれがあるかを実際の取引態様を踏まえて具体的に検討した事例 |
東京地裁 |
2018年01月30日 |
平成28年(ワ)32038号
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光学情報読取装置事件 |
容易想到性>進歩性 |
本件明細書に「所定値」に関する具体的な記載がないことをもって、「所定値以上」となることが設計事項と判断された例 |
知財高裁 |
2018年01月30日 |
平成28年(行ケ)10218号
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トール様受容体に基づく免疫反応を調整する免疫調節ヌクレオチド(IRO)化合物 |
手続違背 |
拒絶査定不服審判において,拒絶査定と異なる拒絶理由について,一方の発明に対しては通知したが,他方の発明に対しては実質的に通知しなかった事例の判断 |
知財高裁 |
2018年01月22日 |
平成29年(行ケ)10055号
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オーガ併用鋼矢板圧入工法事件 |
公開日>進歩性 |
CD-ROMに収録された動画が、当該媒体の性質、案内文書の宛先等から、「頒布された刊行物」に該当するとされた例 |
知財高裁 |
2018年01月15日 |
平成29年(行ケ)10155号
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「くい」立体商標事件 |
商標>立体商標 |
立体商標が使用により自他商品識別力を獲得したといえるかについての判断された例 |
知財高裁 |
2018年01月15日 |
平成29年(ネ)10076号
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仕様書等各文書使用差止請求控訴事件 |
不正取得>営業秘密 |
被告が本件各文書を取得した時点で、不正開示行為等を疑うべき状況にあったと認めることはできず、被告に不競法2条1項8号所定の重大な過失は認められないとして、原告の請求を棄却した一審審決が、支持された事例 |